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スキルがなければ転職できない!?

経済産業省が雇用のミスマッチの要因について分析を行ったところ、「能力・経験・資格」が4割を占めていました。人材を求めており、応募してくる求職者もいるのに、スキルが合わないために採用ができないということです。

この背景としてバブル期の反省と、不景気が考えられます。バブル期に企業は、人不足のため、ある程度「来る者拒まず」という姿勢で中途入社者を採用していました。ところが不景気になり、バブル期に採用した人員は、過剰な人件費というマイナスを生みました。

それをふまえ、2004年末頃までの不景気の時代には「即戦力」となる経験豊富で、スキルを持つ人材のみ採用するという基準ができたのです。

ミスマッチの要因別構成比&企業が採用時にもっとも重視する項目

万全の体制で求職者を迎える中小企業

2004年末頃から、景気回復の手ごたえを感じた大企業が採用枠を拡大しました。それに伴い、中小企業も採用〜入社後のサポートという人事戦略を変化させています。つまり、2002年〜2003年の不景気の時代には、何もしなくても優秀な人材が入社してきたものの、売り手市場となり、大企業が採用を拡大した今、確保するのが難しい状態になっているからです。

そのため中小企業は、1.入社後の研修、2.それに伴う採用の変化、3.待遇をよくする…等、対策を講じています。例えば、社外研修・セミナー、業界の現状から業務のノウハウの教育等、即戦力となるような研修をしている企業が増えています。

つまり新卒だけでなく、中途入社の社員にも「即戦力ではなくても、即戦力にする」というスタンスが増えてきているのです。これにより前述の「スキルのミスマッチ」が解消され、就きたい業種の企業に入社できるケースが増加することが予想されます。この好機に、ジョブモールに登録し、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

今後1年間の従業員に関する方針
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