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女性が働きやすい職場を作る「ポジティブ・アクション」の増加

最近「ポジティブ・アクション」という取組を行っている企業が増えています。これは、男女労働者の間に事実上生じている待遇格差があるとき、それを是正しようとする、企業が行う自主的な取組です。

これは、強制力のあるものではありませんが、東京都産業労働局は、基準として次の6点を挙げています。

1.男女均等な待遇の確保 2.女性の勤続年数の伸長 3.職場の雰囲気・風土の改善 4.女性の採用拡大 5.女性の職域拡大・管理職の増加 6.多様な働き方の確保 です。

この取組は、綺麗ごとではなく、企業にとって利益になるものという認識で行われています。2007年問題・少子化等による人材不足で、労働力の確保は企業の死活問題となっています。女性が入社したいと思えないような職場環境はそれだけでリスクになる可能性があります。さらに、女性従業員の労働意欲が高まることは、競争力が増し、男性に無い視点の発想が入ることにより新たな商品・サービスが創出できるというメリットがあります。

「女性の活躍が進んでいる企業」におけるプラス効果

進化する「パート」という雇用形態

女性の求職者側は、就職についてどう思っているのでしょうか?総務省が行った調査によると、女性の働いてない方の理由の四割が「家事・育児のため仕事があっても続けられそうにない」というものでした。いくら「ポジティブ・アクション」を行っている企業が増えているといっても、現状、女性にとってこの問題は大きいものといえます。

これを解決するために、「パート」という雇用形態があります。勤務日、勤務時間を決められるので、家事・育児との両立が可能です。パートというと単純作業を黙々とこなすようなイメージがあるかもしれませんが、「ポジティブ・アクション」の効果もあり、正社員と同様の人事考課を行う企業も増えています。すなわち、やる気があり、実績を上げるパートに対しては、昇給・昇格に反映させるというものです。

さらに政府は、格差是正のため、厚生年金のパートへの適用を拡大する方針を出しています。今まで国民年金を払っていたパートの方が厚生年金保険に切り替わった場合、たいていの人は今より負担が減る上に、老後は国民年金(基礎年金)に加えて厚生年金も受け取れます。

扶養範囲で働きたい女性の方は、パートでやりがいのある仕事を探してみるのはいかがでしょうか?ジョブモールは女性の皆様の活躍を応援します。
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非求職者理由別非労働力人口の就業希望者数
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