トラック運転手は女性でも活躍できる?お給料やメリットなどを徹底解説

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トラック運転手は女性でも活躍できる?お給料やメリットなどを徹底解説

近年、荷物を運搬するトラック運転手に、女性のドライバーが増えてきています。
ところが「女性ドライバーになりたい」と考えていても、職場環境や給与面などまだまだ不透明な面が多く、一歩踏み出せないという方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事は、女性トラック運転手の実情やお給料情報、職場環境などを徹底解説します。
これからトラック運転手になりたいと考えている女性は、ぜひご覧ください。

女性トラック運転手の実情を徹底解説!人数やお給料などは?

トラック運転手は男性の方が圧倒的に多く、女性ドライバーはそこまで多くありません。
では実際に、どれくらいの人が、どのような待遇で働いているのでしょうか。
こちらでは、女性ドライバーの人数やお給料、待遇面について紹介します。

女性トラック運転手の人数は全国で4.7万人

女性トラックの運転手の人数は、平成27年の時点では全国で4.7万人です。
国土交通省の資料によると、トラック運転手の数は全国で188万人いますが、女性ドライバーの数は全体の約2.5%にとどまっています。
他の業界に比べても非常に女性の数が少なく、まだまだ男性社会という印象が強い職業です。
(参考:トラック事業の概要

女性トラック運転手のお給料は月給約25万円~35万円

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、運送業界で働く女性のお給料の平均は、平成30年時点で約25万円とされています。
ただしこの統計はあくまでも運送業界で働く女性の統計なので、事務職などで内勤として働く方を除くと、25万円より高くなるでしょう。
運送業界で働く男性の給料平均が35万円なので、お給料は25万円~35万円の間と予想されます。
(参考:平成30年賃金構造基本統計調査

女性トラック運転手を促進するプロジェクト『トラガール』とは

トラック運転手に男性の割合が非常に多いという現状を改善するために、国土交通省は『トラガール促進プロジェクト』を発足しました。
女性がトラック運転手として働きやすい環境を構築することが目的で、以下の施策を行っています。

・女性ドライバーの採用に関わるイベントの開催
・労働環境の改善促進(運送道中におけるトイレの仕様や荷役作業時の省力化等)
・全国の女性ドライバーの活躍の発信

労働環境が悪いと言われるトラック運転手の待遇を改善し、女性でも安心して働ける環境を作ることが目的です。
2014年に発足したばかりのプロジェクトなので歴史は浅く、今後も労働環境の改善に期待が持てます。

女性トラック運転手になるメリット

こちらでは、女性トラック運転手になるメリットを紹介します。

【女性トラック運転手になるメリット1】女性が働きやすい環境を作ってくれている

運送業界全体が、女性の働きやすい環境を作ってくれているというメリットがあります。
国土交通省が発足しているトラガールを始め、女性ドライバーの数を増やそうと考えている企業は多いです。
そのため女性ドライバーならではの悩みや不満点を改善するように動いているので、悩みを聞き入れてくれることも多く、働きやすい環境が構築されつつあります。

今後も環境は改善されていくことが予想されるので、女性でも働きやすい環境となるでしょう。

【女性トラック運転手になるメリット2】長距離であればお給料が高くなる

長距離のドライバーであれば、お給料が高くなりやすいです。
トラック運転手は、大きさや距離の長さが大きければ大きいほどお給料が上がります。
例え女性であっても、大型トラックの免許を取得し、長距離を運転できる体力があるなら、お給料をたくさんもらえるでしょう。
事務職や接客業などと比べてもお給料が高くなる傾向にあるので、高収入を得たいと考えている女性にはうってつけです。

トラック運転手に向いている女性の特徴4選!

こちらでは、トラック運転手に向いている女性の特徴を5つ紹介します。

【トラック運転手に向いている女性の特徴1】長距離運転が好きな人

長距離運転が好きな女性は、トラック運転手に向いています。
運転手は基本的に車をずっと運転し続けるので、単調で飽きやすく、嫌だと感じる人が多いです。
長距離を無理なく運転できるというだけで、トラック運転手の資質があると考えられます。

【トラック運転手に向いている女性の特徴2】体力がある

体力がある人は、トラック運転手として重宝されるでしょう。
トラック運転手は座りっぱなしの仕事だと思われがちですが、同じ体勢が続くので意外と体力を消耗します。
よって長距離を難なく走れる体力を持っている方は、トラック運転手に向いていると言えるでしょう。

【トラック運転手に向いている女性の特徴3】体調管理・自己管理能力がある

体調管理がちゃんとできる人は、トラック運転手に向いています。
トラックの種類によっては夜の間走り続けたり、何時間も運転をしっぱなしだったりと、過酷な状況が多いです。
そんな中、体調を崩してしまうドライバーも多いので、体調をしっかりと管理できるドライバーは重宝されます。
また車を運転するという性質上、飲酒も厳しく取り締まられます。
運転をする前日は飲みすぎないなど、自己管理能力も重要な仕事です。

【トラック運転手に向いている女性の特徴4】男性とのやり取りに慣れている

トラック業界は男性が多いので、男性とのやり取りに慣れている人は重宝されます。
職場環境が改善されているとはいえども、まだまだ語気が強く威圧感のある男性も多いです。
男性とちゃんとコミュニケーションがとれる女性は、業界の中でも重宝されるでしょう。

トラック運転手を目指す女性は、ジョブモールで求人を探してみよう

今回は、女性トラック運転手の実情や運転手になるメリット、向いている人の特徴について紹介しました。

女性トラック運転手は全体の2.5%とまだまだ少ないですが、国を挙げて労働環境の改善を行っているので、今後も待遇改善に期待が持てるでしょう。
ジョブモールではトラック運転手の求人を掲載しているので、トラック運転手に興味がある!という方はぜひチェックしてみてください。